宇佐美の得点数が出場試合数を上回る

今節でも「戦術宇佐美」を貫いてきたガンバ大阪であったが
ほぼベストの布陣の徳島を相手に５−１の完勝。
特に４得点と大暴れした宇佐美は全ての得点が違う形で奪うという離れ業をやってのけ
そのポテンシャルの底知れなさを改めて証明してみせました。
常々課題だといわれていた守備意識とオフザボールの動きもかなり改善され
この試合では自分のプレスから奪取し、味方に預けた後ゴール前に飛び出し得点するという
ガンバサポが夢でも見ているのかと思えるくらいのプレイを披露。
徳島としては、まさに「宇佐美ハンパ無いって！」な気分だったと思う。

宇佐美の影に隠れてしまったが、この試合では約１年ぶりに佐藤が実戦復帰。
思い出の地、徳島での起用は長谷川監督も粋な事をしてくれます。
翌日のＴＭでは復帰後初得点も記録しましたし、これで勘を取り戻してくれると
終盤の追い込みにペースアップしたい時にとても重宝すると思います。
次は公式戦での劇的ゴール期待してます。

佐藤復帰により今年のベンチメンバーを含めた基本的な選手起用がほぼ完成されたんじゃないでしょうか。
ＦＷ遠藤や、二川の途中投入といい
「若手に華を持たせて自信を持たせて、ベテランは影でそれを支える」
今年のガンバは理想的な世代交代が進められていて、まずは一安心です。
台頭してきた西野、内田、大森も調子が悪ければ代えられていたし
そこから再び調子を上げ、いま再びスタメンの座を勝ち取っています。
「若手をほぼ無条件で起用し続けて、結果として若手はさほど伸びずベテランは腐らせる」
といった本末転倒で悲惨な事が世代交代を進めるチームでよく見られるだけに
この点においても長谷川監督は素晴らしい監督だと思っています。

くまモンが赤いほっぺを「落とした」（赤は熊本のチームカラー）という吉報を耳にしたので
熊本戦での勝利は間違いないでしょうｗ
次節で首位奪還＆昇格確定のダブルゲットを！