どこかで見たような試合

3−0とスコア上では見事な惨敗となったオランダ戦でしたが
問題だったのは失点を続けた残り20分よりも
日本がオランダと対等に戦えていたと評価されている前半に
「全く得点の匂いがしなかった」こと。
岡崎、玉田の裏の飛び出しで力を発揮するFWを2枚置きながら
自慢の中盤からはそれを活かすパスはほとんど見られなかった。
確かにプレスは効いていたけれどそこからの攻めの形が遅く
最終的には苦しい体勢でのミドルシュートで終了という場面の連続。
後半から入った人間に文句を言う前にちっとも決定機を演出できなかった自分に
まず反省すべきでは無いのだろうか?ねえ10番さん。
(そもそもチームメイト批判なんてメディアの前で絶対しちゃいかんだろうに)


メガネの采配も相変わらずブレまくりで
ポゼッションに重きを置く攻撃をしたかったのならFWの一枚は前田がベストだと
感じていたのですが後半玉田に代わって出たのはクラシカルな10番タイプの本田。
2トップから1トップに変更した時点でプレスのかけ方が変わり難しくなるのに
その役目に攻撃的な本田を抜擢するというのがまず意味不明。
初選出の前田は「もうわかってる」から使わない訳ですね。
さすが代表監督ともなるとチームにマッチングさせなくても
各選手がどう機能するかも分かるようです
いやはや、おみそれしました。


この遠征で本当に大事な所は世界の強豪と戦った上で
そこで得た教訓をいかに次に活かすかという所にあるはず。
水曜のガーナ戦こそが今後の占う指針となる試合だと個人的には思っています。
どんな試合を見せていただけるのか今からとても楽しみです。