チームを引っ張るべき人間が足を引っ張る

冬の訪れを感じる冷え込む万博よりも試合内容は寒かった。
代表やケガなどで主力の半数ほどを欠くとはいえ、ベンチに入れるかどうかという選手が中心だった
佐川戦よりもよりスタメンに近いメンバー構成。
状況によってはJでもありうるくらいの面子だったはず、それがこのザマである。
失点に絡みまくった内田は確かに良くなかったが、彼のプレイが不安定になる原因となったのが
ナカザーからの無責任なパスだっただけにガッカリ感が計り知れない。
その他、休養十分なはずのフタは動きが重く、ハッシーも良かった時のキレや状況判断の的確さはまだ戻らず
2人とも存在感は極めて薄かったように思えました。


確かにACL圏内の3位以内はほぼ確定しているし、
Jラスト3戦の事を考えるとこの試合は調整的な意味合いも強くなるのもしょうがないのかもしれないが
トップ争いをしているチームがJ2に負けるなんて事はどんなことがあっても
「あってはならない」事のはず。
今回はそれがあってしまった訳で、何か足りなくてその結果に行き着いてしまったのか
この試合に出ていない選手も「関係ない」ではなくチーム全体でしっかりと噛みしめて欲しいと思う。


さて土曜日は、これまたJFL相手に煮え湯を飲まされた新潟が相手。
どちらとも調子が良いとは言えない状況だけに、メンバーのセレクトとその選手が自分のすべき事を
しっかりと把握しているかが勝負の鍵となるんでしょうな。