投手力こそがペナントを制することを改めて実感

shingaki2007-09-30

正直なところ日本一になり、小笠原が抜けて燃え尽きた感のあったこともあり
今年は大阪の開幕戦1試合しか見に行っていません。
それだけに07年は冷静な視点で日本ハムを見れたかも?の1年でした。


エースがぬけた西武が26年ぶりのBクラスに落ち
日本ハムは打線の主軸が2人抜けても昨年にも増して先発陣を充実させ連覇と対象的な結果となりました。
ライバルのロッテ、ソフトバンクとも先発が揃っていましたが
リリーフが今ひとつ不安定(あくまでも日ハムと比較して)で取りこぼしていた印象はあります。


4,5月で元エース金村、新人王八木を見切りローテーションを整理
交流戦の変則日程を十二分に利用して先発3本柱をフル回転させ勢いをつけ
そつなく谷間に若手を起用し自信を付けさせる。
武田勝の穴をさりげなく押本、江尻が埋め、さらにトレードで中継ぎ陣を強化。
マイケル、武田久に疲れが見えはじめたら即休養をとらせて、その間を残りのスタッフでカバー。
どこぞの球団みたいに記録やマスコミあおられて無駄に疲弊させることもありませんでした。
とにかく投手のやりくりに関しては僕が知っている中で最も完璧に近いマネージメントだったと思います。


そういう意味では今年のチームも歴史に名を残しそうなチームですね。
まずは、おめでとうございます。
そしてクライマックスシリーズも油断無いことを願ってます。