伝説から凡戦へ…

64分の宇佐美のゴールには痺れましたね。
偶然にも磐田戦の大塚と同じようなタイミングと角度で飛び出してのキーパーと一対一
残念ながら大塚は川口に当ててしまいましたが、宇佐美はかすらせる事なくゴール隅へ。
デビュー戦でのゴール、もちろん稲本の持っていたガンバ最年少得点記録を更新しました。
2009年5月20日万博競技場
この日がガンバの都市伝説、宇佐美の物語の始まりとなった。






…わけですが、ここからが良くなかった^^;


この日のガンバはナカザー以外のメンバーをチェンジし、若手中心のメンバーにシフト。
予想通りぎこちない展開にヤキモキさせられる事になったのですが
その最たる原因になっていたのがキャプテン播戸。
楔のボールをことごとくロストするは、チェイシングはJJ程度の運動量
前線からプレスも緩くなるので時間を追うごとに危険なロングボールがDFラインの裏に放り込まれる
再三の「これでもかっ」というチャンスボールに合わせられない、揚げ句の果てには
強引に突破してきた山崎のボールに誰が見てもオフサイドエリアから反応して決定機を潰すし…
(そのまま何もしなかったらキーパーと一対一になっていたのに^^;)


でもこの試合の一番の戦犯は
そんな使えない播戸をキャプテンという理由で90分使ってしまった西野監督
ビジョンが全く見えない超クソ采配を久しぶりに見せていただきました。
試合後のコメントには「個々の力を試した」かのような能天気な内容になっていましたが
勝てるゲームをそんな事で落としてどうするのよ。
今日の試合はベンチメンバー含めチーム一丸で出来る事をやり切ることが一番大事なのであって
それを交代という采配でもって方向性を指し示すのが監督の仕事じゃん。
交代枠2つも残してロスタイムに逆転ゴールって、恥ずかしいにも程がある。
宇佐美に浮かれるマスコミをたしなめるような事を言っていますが、一番浮ついていたのは
西野本人じゃないのかと少し不安に感じました。


なにはともあれ、宇佐美もこれからが本当のスタートですね。
その物語の1ページ目に立ち会えた事を嬉しく思うし、その物語が末長く喜びに満ちている事を願います。
本当に勝手な言い分だけど、コレが僕の正直な気持です。
ガンバってね。