ウソでもいいから上を向いていこう

どうにか1−0で終わりたかったなあと思わないでもない試合でしたが
両チームのコンディションの差を考えれば1−1で逃げ切れた事でヨシと前向きに考えて…


…なんて杓子定規に考えるのも面白くないのでw


ここはひとつ「なんで2−1で勝てなかったんだよ!」的な視点で考えてみることにします^^;
まず気になるのははこの試合で西野監督が目指してたポイントとはなんだったのか?
という点が今一つはっきりとしていないところ。
ACL水原戦では「守りきろうとして守れるチームではない」と明言しておきながら
この試合の後半の押し込まれてきた場面や同点以降の時間帯でどう見ても「守りきろう」
という成分が多い選手起用を繰り返し手いる様を見ていると
監督自身のチームマネージメントがいまだブレ続けているんじゃないかと心配してしまいます。


もう一つ心配なのは山口やJJの復帰により「バランスよりも実績を重視してしまう」
西野監督の悪癖が復活しつつあるのではないかという点。
これでルーコンが復帰してきたら、あの恐怖の2TOP「ルーコン&JJ」を再びやってしまいそうで
本当に洒落にならないくらいに怖いです。(平井が復帰後でもやりかねないからなあ^^;)


そして最後に、この試合に出場していた選手達、特に若手の面々が
自分の力が足りないから守備的にやらざろうえなかったと思って欲しくない事。
「あそこでこうすれば逆に攻めに行けることもあった」
「そもそもどううしてあそこまで押し込まれたのか」等々
各人の意見交換や役割の再構築をしっかりと行って
「1−1でよかった」んじゃなくて「2−1に出来なくて悔しい」と本気で思っていて欲しいなあ。
少し高慢かもしれないけれど、そう思う事で初めてより高い所に自分を引き上げていけるんじゃないかとも思ってたりしてます。
ちょっと前のnumberのイチローのインタビューで
「限界を超えるというけれど限界は周りが決めた基準であって、今の自分は限界を超えているなんて思った事も無い」
的なコメントをしていて、すんごい感銘を受けてしまったのだけど
今のガンバ選手達にもまさにこの気持でこれからの上位との対戦に挑んでもらいたいです。


乗り越えないと行けない壁は高いのかもしれないけれど
乗り越えてしまえば今までにない景色が広がっているはず。