銀魂・新訳紅桜編のかんそう

本業の方にも一息ついたので映画でも観に行こうかと思い(忙しくても行ってる気もするが)
ロングラン上映になっている劇場版銀魂を見に行く事に決定。
内容に関しては原作をベースに当時は存在していなかった春雨と吉田塾の絡みをちょいと足して
2時間サイズに再構成したもので「新訳」というほどではないものの
銀魂の人気を確立させたエピソードだけにお話の面白さは鉄板級でした。
絵の書き込みよりも安定した絵を多くの枚数で見せるという方針も良かったですし
クライマックスのシーンでの緩急の付け方など原作の良さを更に引き出す演出もイイ感じでした。
個人的にはOPのクレジットと本気かおふざけか分からない次回作予告編で十分元が取れましたがw
(来春公開とかリアルな日時をだすなよ、本気にしてしまったどw)

内容の面白さには申し分なしなのですが唯一気になったのはTVシリーズの3割増しくらいで飛び散る血吹雪^^;
「あの岡っ引き絶対死んだよね、とばっちりでw」とか
「甲板の上は攘夷戦争並の地獄絵図だよなw」などと頭をよぎりましたが


そこは(エセだけど)時代劇ですから、深く考えてはいけませんねw


現代劇にすると残虐シーンでも時代劇になると「スケールの大きな殺陣」として見てもらえるのは
日本人のイイとろこでしょうな〜
(それでもこの血の量を実写でやれるのはタランティーノくらいかもしれんw)
海外なら間違いなくR指定だろうけど、ワーさんナーさん大丈夫なんだろうか^^;


一級品とまではいかないものの娯楽としては十分楽しめる良い映画だったと思います。
当日もリピーターと思われるオネーサマ方も多数いらしていましたし
ロングラン上映というのも納得の映画でした。