宇佐美がガンバの至宝となった日

まずは先制ゴールを決めた宇佐美の試合後のコメントから。


(ゴールを決めた後、西野さんの元に行かれたのは?)ずっといこうと思っていたんですけど、
いけていなかったので行きたかった。
ガンバでは試合に出られない時もあるし、ゴールをとれなければ外れるときもあるだろうけど、
僕はガンバから逃げずに、ガンバでやっていくんだという決意も込めて抱きついたところもありました。
[J'sGOALより抜粋]


あきらかにどこかのダレ長を意識している内容ですがサポータ冥利に尽きるコメントじゃないですか
2人は年齢も近いし同じサッカークラブ出身、宇佐美にとっては「目標」となる選手だったはずだし
その人との対戦は期するものがあったでしょうね。
この日は大事をとって途中交代となってしまったのだけどこの欲求不満は次節の川崎にぶつけてくれると信じています。


2点取った上に10人の相手に追いつかれるという相変わらずのサービス精神旺盛なガンバでしたが
試合を決めたのはミチ。
今日は普段よりよりも3倍増しくらいでムラッ気たっぷりのプレーでゴール裏をヤキモキさせていましたが
ドふかしシュートから目の覚めるようなドライブシュート、そして3度目の正直で決勝点&J初ゴール。
現場では簡単に決めていたように見えましたがTVで見直したら結構難易度が高いプレーでしたね
良く決めたわミチ、年1本とかいわずにあと5本くらい決めてくださいw


…家長がキーパーソンと予想された今回のダービーでしたが
もう一人の「家」が主役になってしまうとは思いもよりませんでした。


みなさまご存知のイエモッツこと「家本主審」です^^;


制裁明け後は安定したジャッジをしているとの声もありましたが
この日のイエモッツはジャッジの基準があいまい(というか見てない時が大杉)なくせに
「少々激しいプレイは流した方がカッコええやろ」的な要素まで盛り込んでくるので
本当にカオス状態な審判ぶりでした。
前半の乾の藤ヶ谷に対する挑発とか家長の高木に対する足の裏でスライディングした所等々
はっきり言ってイエローか少なくとも注意はすべきシーンなのに一切無し。
そして最たるシーンは前半終了時のコーナーキック
ゴール前でもつれたプレーでピンク側がPKを
後ろから倒された高木が両方審判に詰め寄り
(TVで見た限りでは上本が高木を抱え込んで倒しているようにしか見えない)
なぜかカードが出たのは高木のみで高木よりも激しく大人数で押し寄せたピンクには一枚も出ず(なんじゃそら)
さらにインプレーにもかかわらずCKキックの蹴り直しと意味不明な判定でプレーを行うイエモッツ
その後ガンバの選手を押し倒した暴力行為でアドリアーノ赤紙で退場とピッチはもう大混乱。
それまでのイイ感じに盛り上がった試合を完全にぶち壊してくれました、ある意味本日のMIPはイエモッツでした。


自分の本でどんなイイ事書いていようが本業でしっかりせにゃね。
「審判を守らないといけない」「挽回する機会を与えて欲しい」という意見もあるのだけど、
やっぱり試合後の審判のコメントをしっかりとって総括を公にして欲しいよね。
結果的にそれが「向上心のある審判」を守っていく事に繋がると思うのだけどなあ。
温厚で理路整然としたコメントをするクルピ監督があれだけダイレクトに批判するってめったいない事だぞw