サポーターズミーティングレポート

サポミに参加するのは第1回以来となります。
僕の個人的な視点を多分に含んだ内容になっているので前もってご了承を。


1回目のミーティングにも感じましたが、フロントとサポーターとの意識のズレが埋まってないというのが第一印象。
チームを運営する以上無軌道な顧客の意見に振り回されてはいけないのは確かなのだが
何故そのような意見が出たのか?という分析がしっかりとされておらず
よく言えば手堅い、悪く言えば血の通っていないマニュアル通りの対応に終始していました。
ここに集まった人間の大半が知りたかったであろう
「何故セフォーン&ロペスだったのか?」
という真相には最後まで口を濁し語らず。
その後任である松波監督の選出と契約形態の理由に関しては
「ガンバをよく知っている人物である」
「ガンバ最大の功労者でありそれに報いるため」と語っていましたが、後の回答ではさらに
「プロの監督として逃げ道になりうる暫定監督として契約にはしたくなかった」と盛りつけましたが
危機的状況に監督未経験者を据える理由にはかなり弱い。
そもそもフロントが目指す「ガンバらしいサッカー」の定義そのものがフワフワしたものだったので
話が進むにつれてツッコむ気すら失せてしまいました。
(コミュニケーションを重視の方針でブラジル人監督なんて連れて来るか?)


松波監督解任報道に関する件も「スポーツ新聞の報道は信用するな」と笑いながら対応。
スポーツ新聞に飛ばし記事があるのは誰だって理解している。
社長やその周辺では「いつもの根も葉もないでっち上げ」と笑い飛ばせるのだろうけれど
7月のあの状況で社長自身の名前まで使われた責任放棄とも取られるコメントを見せられた時の
サポータが感じた不安を全く理解していない対応だったのが残念でならなかった。
また、渦中の元強化本部長の件に関してはセフォーンを見きった時点で辞表を出してきたが
社長が止めた、彼は今のガンバを苦しい時も支え続けてきた人物であるから理解して欲しいとコメント。
それならアカデミー本部長へ異動なんて半端な事をせず、強化本部長の立場で責任を取らせる事が
真の意味での「責任を取る」ことになるのではないでしょうか?


第2部のスタジアムミーティングに関してですが
「新スタジアムはガンバはもちろん関西のサッカー文化向上のための施設」をアピール。
現状の成績に不満を感じる事もあるかもしれないけれど
「サッカーの地位向上のために募金してね」「選手もそれを望んでいるよ」という流れを演出してきた。
それならば募金活動のエリアを万博だけでは無く関西全域のサッカー関係のイベント会場で
募金を呼びかけていて当然だけど、僕はそんな場面を一度も目にした事が無い。
発表した意気込みが本当であるならば、まず本気でガンバフロントがその姿勢を見せて欲しい。


今回のミーティングを通じての僕個人の感想は以下の2点。
フロントとサポータが真にわかり合える関係を築くことはまず無理だということ。
金森社長はガンバという組織を見ていたが、それを応援する観客やサポータはマス的な視点でしか見ていない。
当たり前といえばその通りで、むしろそうでないと思っている方がどうかしてたんでしょう。
そう見られている以上、僕もフロントに対してシンプルに考える事にしました。


「御託はいいから結果で証明しろ」
「結果が出なければ見限る」


以上、超個人的見解によるサポーターミーティングのレポートでした。