雨とガンバとバカ試合in長良川

6月の代表抜きの正念場を無敗で乗り切り、前半戦を1敗、3位に勝ち点差10差での首位ターン。
守備意識の構築、若手の成長による戦力の充実も果たすなど恐ろしいくらいに順調にJ2ライフをこなすガンバ大阪
朝目が覚めたら肥溜めに漬ってても納得する程の理想的な状況でも人の欲とは恐ろしいもので


「今年は堅い試合ばかりでバカ試合がないから盛り上がれない」
「リーグ最多得点を山形に奪われているのは面白くない」
「鉄壁の守備とか言われるとむずがゆい」
「今年の試合にはガヤ成分が足りない」


等々…贅沢な要望をつぶやくものだから、Jリーグを代表するエンターテインメントクラブがやってくれました。
トータルスコア8−2(J2最多得点、J2リーグ最多チーム合計得点記録)
ただ8点むしり取るだけでなく相手にそっと2点とられてしまうガンバらしさも健在。
もちろんリーグ最多得点を山形から奪還しつつ最少得点をキープするという高難度のミッションも完遂。
ガヤさんもキレイにミドルを決められましたw
まさに「こんな試合が見たかったんだろ、おめいらよぉ!」
てな感じの今年一番のインパクトのある試合になってしまいました。
岐阜さん目線でみると主力DFが全滅の状況でコンフェデにて世界を体験しクロックアップ状態の代表2人の復帰に
夏男パウリの調子が確変状態になっているという中、トドメの大雨で技術差がモロに出るコンディションになってしまい
たとえるのなら、体調不良で早退した帰り道に偶然遭遇した野良ドーベルマンに襲われ搬送された先の病院で大火災に巻き込まれたくらい
もうどうしよもない状況だったので、今日の出来事は下手に引きずらずに切り替えていただき
残りの試合を全力で戦い抜いて欲しいと願っています。
(特にえんじ色のユニフォームのチームにはw)


てな感じで褒めまくってもロクな事がないので今日のダメだった探しをしましょう。
ここ一番でハイボールの競り負ける丹羽と、大量リードで緩んで今年2度目の大ポカをやらかした西野のDFのお二人
(ガヤのミドルへの対応については、もはや仕様なのでスルーします)
あとは試合終了間際に訪れた決定機を空振りでフイにした大森も反省でしょうか。
倉田不在の間に宇佐美、岡崎、阿部と強力なライバルと枠を争うにはアレを外しているようでは厳しいですよ。
次節は3連勝でエンジンが掛かってきた千葉が相手、ここにきてスタメンの座を手に入れつつある好調な大塚と得点王ケンペスはもちろん
ガンバと同様にどのポジションからでも点が獲れるトータルバランスの高いチームだけに
今の勢いが本物なのかどうかを計る上で申し分の無い相手とも言えます。
DF2人のチョンボにI下さんのコンディションや無得点の平井と久々に得点した川西、中3日でフタを90分使ってしまった事などあり
記録的な大勝をしたチームにもかかわらず次節のスタメンの予想がすんごく難しい…
どうしようかなファンサカの予想^^;