とりあえず今は勝ち点3が最優先事項

中断明け1発目の試合から降格圏に近いクラブ同士の対決、混戦の最後尾になんとか食らい付いてるガンバとしては
内容よりもまずは確実に勝ち点3を積み上げていく事が重要でした。
かなり厳しいと評価された試合でしたが前半はシュートまでには至っていないもの
高い位置からのボール奪取と崩しはできていたと思います。
さらに数少ない決定機で2点をもぎ取ったのだから80点くらいつけても良い内容だった思います。
後半に関しては…でしたが、押されてはいたものの甲府の決定期は裏獲られた1回だけで結果シャットアウトなんで
しょうがないんじゃないかなと割り切ってます。
コメントを見る限り内容の悪さは選手も監督も分かってるみたいですし。


それでは試合を見て気になった箇所を三つばかりまとてみます。


合宿不在だった遠藤と今野がそれなりに機能はしていたものの、SHとの位置関係が悪くなる事があり
結果としてボール奪取直後の攻守の切り替えが遅くなったり、難しい繋ぎを選択してボールを再奪取されたりと
カウンターに特化した甲府に比べ、ギクシャク感が否めない連携の完成度でした。
特に後半に入って甲府側のプレッシャーがきつくなると中盤はほぼ窒息状態になってしまったのはいただけない。
かといって2点リード時にリスクを負ってまでも攻撃に出るというのもナンセンス(ガンバサポは除く)なので
監督が交代をためらった気持もわからんではないのよね。
西野監督だったら間違いなく後半15分くらいで大森に替えて二川を投入してただろうとは思うw


二つ目は攻撃面であまりにも宇佐美頼みになってしまい彼への負担がきつくなってしまったこと。
後半は押し込まれた影響で中盤のケアまでやっていたのだから、そら90分持ちません。
甲府側も遠藤よりも宇佐美に渡る瞬間を一番警戒する守り方をしていたので
それを逆手にとって宇佐美を囮にする崩しをするか、彼の力を十二分に発揮できるように周りのサポートをより充実させる等
工夫を感じる攻め方を見せて欲しいのですが…


三つ目は攻守の切り替え時の選手個々の動きの連動性の無さ、動いてはいるんだけど周りをあまり見ていないので
自分が行きたい所に行くだけで前が大渋滞を起こしてバイタルスカスカというシーンが多く見られました。
早い攻めをを意識するのも大事ですが、空いたスペースを感じて動き直しをする選手が一人でもいると
攻撃の幅が段違いに変わってるので、特にSHを担当していた二人には意識して欲しいかなぁと感じた所です。
攻守に負担の大きいポジションなんで大変だとは思いますが頑張ってください^^;


さて次節の清水戦は倉田が累積で出られない代わりを誰がカバーするかが気になる所です。
個人的にはいい加減に宇佐美&佐藤を試しやがれと思ってはいますが…まあ無いでしょうねw
本命はVO内田達で遠藤をFW、対抗でトップ下二川ってところでしょう。
パトリックはまだコンディション的にもうちょい絞らないと厳しそうなので当分はジョーカー的に使われるんではないかと思ってます。
この再開直後の難しい時期にホーム3戦に神戸と日程的にはものすごく恵まれているので
ここで波に乗れるかどうかで今年一年の流れが決定付けられる事になるでしょう。
正直浦和以外は団子なイメージがあるんでACL枠争いに絡んで欲しいところなんですけどね…