メガネジャパン3歩下がって2歩進む

東アジアでの醜態をすべて小笠原に押し付けて何事も無かったかのように迎えた代表戦。
海外組が招集できるAマッチデーにもかかわらず日本はアジア杯の消化試合
しかも相手はもう飽きるほど対戦したバーレーン
同じアジアのライバル中国はアジア杯の予選を延期してポルトガル戦をマッチング
韓国はロンドンへ遠征してコートジボワールとのアウェー戦などをこなし本番に向けて
着々と準備をしているというのに、なんだろうね日本のこのゴタゴタっぷり。
確かにこの試合は2−0で快勝したけど、去年のまともな時の状態に戻っただけで
その時点で解消しなければいけなかった問題は何一つ解決出来ていないし
昨日の本田を入れたシフトを本番で使うにしてもまだまだ整理すべきポイントは
数えきれないくらいあるように見えました。
(個人的には昨日の前線の面子ならボランチは遠藤よりも稲本のほうが機能すると感じたし)


この状況を4年前のジーコジャパンと同じと評する人も多くいるようだけど
監督としてはずぶの素人で戦術なんて何も無かったジーコ
日本人監督としてはトップクラスの実績を残しWC出場経験もあるメガネ
この二人が作り上げたチームが最終的に同程度っていうのも情けなくなるよね。
(1年分のハンディがあるとしても)
まあなんにせよ3月になってようやく2010年の船出をすることができたメガネジャパン。
残り3ヶ月でどこまでチームを仕上げて行く事が出来るのか
協会と含めてお手並み拝見ですね。