なんかいろいろ納得がいかない

今年一番の好条件での首位圏内への打ち上げ実験は見事に失敗。
「これが今のガンバの実力」と言われればそれまでなんだけれど
同じ相手に同じようなゴリ押しサッカーでやられ続けるというのもどうかと…
自分達の理想とするサッカーが出来ないのであれば相手の良さを消すサッカーを
選択する事が第一になるはずなんだけど現状それが徹底出来ていない印象があります。


この試合に関しては特に気になったのは名古屋の2点目。
キックを蹴らなかったダニルソンを壁のメンバーが誰一人も追いかけなかった事。
ボール通過後でもマーキングに行けば十分に間に合っていたのに
全員がボールウォッチャーになっているように見えました。


采配面ではやはり45分で2枚代えをしてしまう堪え性の無さ。
スタメンとして送り出すのであればよほど機能していないかケガでも無い限り
45分で代えてしまうというのはNGだと思うし、ましてやそれが2人という事ならば
選手よりも選出した監督に問題が大きいと僕個人は思っています。
それに前節の川崎戦が示す通り名古屋DFはスピードのある選手を苦手としているのに
遠藤を2列目に上げ、引きこもり縦ポン攻撃の相手に武井で中盤の守備力を上げるなど
本当に点を取りに行く気があるのか疑問に感じる交代でした。
個人的には現在の中盤からの攻撃の組立はボランチの遠藤と橋本で十分に出来ているので
二川よりも個人で崩しにいける宇佐美や佐々木を使った方がいいのになあ…なんて
素人ながらに感じています。


あとはパワープレーがあまりにも拙すぎます。
一度サイドに回してから放りこむのがセオリーなのにあわよくば中央から繋ごうという
色気を出して窮屈な状態にしてしまい結局はセンターサークル付近から可能性の低いロングボールを
蹴るハメになっていたシーンを何度見たことか^^;
あれじゃあJJの身長が2mあっても無理だぜよ


この試合で首位と勝ち点差は10、3位とは5となってしまいました。
次節は好調な磐田、9月は新潟、ピンク、川崎と上位との対決とまさに正念場を迎えるわけで
優勝を口にする為にはこの4つを全て勝つことが最低条件。
正直、ナビスコよりも3位以内に入って来年もACLに出場して欲しいなぁ…