黄金も酸化するみたいです

久しぶりに黄金の中盤4人を揃えたこの試合、気心の知れたメンバーで流れを引き寄せるどころか
もはやお約束になってしまったボランチへのハイプレスでボール回しすらできずに
前半は完全にFC東京ペース。
今日のストライカータイプを並べた2TOPではタメが作れないので細かく繋がざろうえない状況なうえに
そのFWを活かす為に起用されたであろう二川はこの試合も存在感を示せず。
平井のかわりに後半起用された宇佐美が流れを引き戻した事もあり、また心無い平井叩きが起こるかもしれないが
この日に限っては平井を活かしきれなかった(活かす機会すら作れなかった)
中盤のメンバーに問題があると個人的に思ってます。
個人的には平井を活かすにはルーコンとの併用が一番なのかなという気がします。


最近ガンバの試合を見て感じる事は相手のプレイスピードの遅さとプレイエリアの狭さ。
この試合でも米本や石川などの動きをみているとやはりガンバのオーバー30が2まわりくらい鈍重に見えてしょうがない。
特に二川は運動量の低下も顕著で宇佐美、ルーコンの投入で活性化された流れの中でも
前半と同じように中盤を漂い続けるだけでラスト15分は完全に足が止まっていた。
あの内容で85分まで起用し続けた意図がわからない、
正直ルーコンの交代のときに2枚代えしても良かったと思う。
「連動性が無い」という言葉を選手や監督から最近良く耳にするのだが
もともとプレイエリアの狭い攻撃スタイルな上にプレイスピードが遅くなっているので
プレスにかかりやすくなっているだけなんじゃないかと思う。
調子の良いジョーカーをあえてベンチに置き、かつてのスタイルに戻してみたのの輝きは取り戻せずという
悲しい現実を目の当たりにして、ナカザーの気合いの同点弾も霞むくらいの喪失感を感じております。


消失感で見落として見落としてしまいそうになったけど
先週ゴタゴタがあったミチは低調なチームの中、集中して90分をプレイ。
関東のガンバサポもホームかと思うくらいの声援でFC東京サポを圧倒していました。
どちらも凄かったッス。