鹿島サポの気持が分かった気がする

なにか青黒のユニフォームが赤紺に見えてしまいそうな試合でした。
今日のサッカーをポゼッションサッカーといえてしまえる監督の面の皮の厚さっぷりには感服しますが
宇佐美に対してポストプレーをやれという無茶振りにも脱帽ものです^^;
FWにいったんボールを預ける以外に攻撃の形が作れない布陣、当然相手もそのボールを集中して狙ってくる状況で
18歳の若手にポスト役を任せるというのもどうなんでしょうね…
先週のSULのフル出場といい、ちょいと厳しすぎる気もしますな。
イグノも点は獲りはしたものの宇佐美とのコンビプレーはほとんどなく懐にボールを納める自信が無いのか
無茶なワンタッチでのパスをあらぬ方向に散らすプレーに終始。
はっきり言って責任回避のアリバイプレーにしか見えず、あの先制点がなければ宇佐美の代わりに
交代していてもおかしくなかった内容でした。


後半はポストプレー職人ルーカスの匠の技により前線でボールが収まるようになりましたが
やはり橋本、武井のSHでは迫力&スピード不足で危険なゾーンへの進入するまでに至らず。
逆に広島はサイドチェンジを多用して大きく揺さぶる攻撃を加速させ前半以上に決定機を増産。
李のツキの無さっぷりと神ガヤのビックセーブ連発が無ければ
スコアが逆になっていても不思議じゃないくらい差がありました。
最終スコアは2−0と完勝といっても過言ではない結果ですが
はっきり言って付け焼き刃で上手くいくほどリアクションサッカーは甘くないです。
今日は「たまたま」運が良かったとしか思えないんだけどなぁ…
次もこんな布陣を続けたら手痛い結果が待ち受けているような気がしてなりません。
でも西野監督はやりそうなんだよな^^;


こんなグダグダな試合の中、ルーカスの復帰弾には胸が熱くなりました。
いつも自陣のCKをことごとくはじき返す姿に「何でこれを攻撃の時に出来ないのか」
なんて不思議に思っているくらいにヘディングでのゴールが少ない選手ですが
というか、ルーコンがガンバに来てから初めてヘディングでゴールする所を見たような気がしないでもないw
ゴール以外でもロングボールを懐に収めて正確に散らすという技術、FWの位置からの守備の技術は
やはりJリーグではトップクラスのものがあります。
今年はケガが多かったけどポストプレイヤーの後釜候補すらいない状況で本当に放出して良いのだろうか?
なんか無理してラドンチッチ獲りに行くよりルーコンを保険に残してハーフナーを獲りに行った方が
良いような気がしないでも…さすがに甲府が手放さないか。


一方ユースの方は草刈り場的存在の熊本Yに圧勝。
2位の座を争う清水Yは京都Yに大差で負け予選突破は23日万博での直接対決による結果次第となりました。
この日はトップの湘南戦の後座試合としてこの試合が組まれているのですが
もしかしたらトップの試合よりも白熱した試合になるかもしれませんねw
防寒対策はしっかりやっておかないといかんの。