ガンバの観客動員について考えてみよう

Jリーグの観客動員が減少傾向にあるとのこと。
特に今年に関してはW杯が開催され日本がベスト16に残り、ザックジャパン
観光気分だったとは言えアルゼンチンを撃破するといった景気の良い話題が多く
サッカーの注目度が高まる状況だったはずなのに
国内リーグの動員が落ち込んでいるという現状。
んまあ「不況」という一言で片づけてしまえば簡単なことなのだけど
今期は放映権をもっているスカパーの都合を優先した試合日程が多く合ったことも
原因の一つなんではないかと思っていたりします。
ガンバも3月や11月の19時からの試合を組まされ、山形なんぞは11月に19時半開催とか
「秋冬制の実験やってるんですか?」と思ってしまうくらいに生観戦する人間ににとってありえない
スケジュールがまかり通っていたように感じます。
スカパーが下手に「J1は全試合生中継」などという看板を上げちゃったせいでもあるのですが
リーグ側も放映料は大事だけれども、もっと観戦に来てくれる側の立場も考えた日程にするように
してほしいものです。


またクラブ側も現在の試合を観てもらうスタイルというのがマンネリ化しつつあるという現実を
しっかりと把握した上で、ライト層をどのようにしてスタジアムに来てもらうかという方法を
模索していく必要があるんだと思います。
個人的にはタダ券を配るという広報活動はもう限界だと思うので、
これからはコア層がライト層を連れてきやすい仕掛け作りをしていき
(たとえばシーチケを買った人は年間3試合くらいまで知人を同じグレードの席に招待できる
 招待出来る試合は事前申請式で、浦和などの前年度動員数が多いクラブとの試合は選択不可)
コア層がスタジアムの楽しみかたや試合の解説、お友達紹介などをやってもらうというという感じ。
他力本願的ではあるが、コア層ならば「自分のクラブ愛をこの人とも共有したい」という思いで
質の高いエスコートをする事が出来るだろう。
普通に招待券をばらまく投げっぱなしな営業スタイルよりは効果が高いんではなかろうか?