05年のようなサッカーができるかどうか

以前から噂に上がっていたアドリアーノの加入がついに発表されました。
「完全移籍」での獲得なので強化部として最低限の仕事はできたと言う所でしょうか。
泣き所である右SBのバックアッパー、遠藤にかわるゲームメーカーの不在は
依然手付かずのままですが右に関しては大学屈指のCB金が加入したので
菅沼か内田のどちらかがコンバートされることになるんではないかと思っております。


んでもって、ここからは個人的な妄想。


アドリアーノが入った事で今年のガンバの目指すサッカースタイルは
現在の面子からしてダイヤモンド型442か433になってくるものと思われます。


    アドリ イグノ         アドリアーノ
        (平井・川西)     (平井・川西)
     宇佐美         宇佐美       佐々木
     (二川)       (イグノ)     (スンヨン)
   遠藤     橋本       遠藤     橋本
         (武井)            (武井)
      明神              明神
     (武井)            (武井)
 下平 高木 中澤 加地      下平 高木 中澤 加地
(藤春)   (金)       (藤春)   (金)
     藤ヶ谷              藤ヶ谷


こんな感じでしょうか?
攻撃に関しては前3人のコンビネーションで崩し中盤はそのサポートに徹するという
05年型ガンバに近いイメージで考えています。
この布陣のポイントになるのは攻撃3人の軸ともなる宇佐美。
去年の彼は個人技で魅せるプレーを連発してきたけれど
中盤では周りを活かし活かされるプレーも必須になるだけに
それを高いクオリティーでやってのける事が出来るか
さらにそれをどれだけ長い時間持続する事が出来るかが成功の鍵になってくると思います。
あとは新加入の川西がジョーカーとして機能するんじゃないかと
勝手ながら期待しております。
これまでのパスサッカーに比べ格段にスピードを要求されるスタイルだけに
相性の良い攻撃陣の組み合わせの選定、交代のプラン、シーズン中のコンディション調整など
要求される事はこれまでよりも段違いにハードルが高くなってきます。
もちろん昨年のような行き当たりばったりの事をしていれば
優勝争いどころか降格圏内をさ迷うハメにもなりかねません。
昨年2位を獲ったサッカーのイメージを捨て新しいサッカーへ切り替えられるか。
今年はユニフォームも変わる年だし、ガラッとイメチェンを果たし
これまでとは違った魅力溢れるサッカーを披露してくれる事を期待しております。