ACLダービーで連勝記録途絶える

ようやく気持の整理がついてきましたが、やはり悔しいってもんじゃない。
国内のリーグやカップ戦ならいくらでもリベンジの機会はあるが
今回はACLという国際舞台での特別なダービー。
しかもガンバは優勝経験もありACLではオピニオンリーダ的な存在だったわけで
それがACLルーキーのピンク改め強い方の大坂様に破れてしまったわけですから
もう取り返しのつかない大きな1敗をしてしまったのだと
激務で身も心もズタボロな中、実感しております。


敗因はイロイロあるけど、一番の原因は現ベンチメンバーを戦力として計算できていない
ガンバの選手起用や戦術の幅の狭さなんじゃないかと思っていたりしています。
前エントリーで「ようやく攻撃の形が出来てきた」と書きましたが
裏を返せばその一つしか今のガンバには攻撃の形が無いともいえるわけで
さらにはそれを構成するメンバーが不調になっても代えがきかない(というか試す事すらロクにしていない)
という層の薄さまで同居してしまっています。
これを一概に西野監督の手落ちとするのも簡単ですが、西野監督が目の前の試合をより高い確率で勝利するために
「そうせざろうえなかった」面も多かったとも思っています。
一方のクルピは香川、家長という大黒柱を失っても基本路線はそのままに現有戦力に合わせた
チューニングを施し、さらには過去の人になりかけていた小松の再生も果たした手腕は大したものだと再確認しました。
しかしそのために払った開幕5戦勝ち無しの代償は決して小さくはないけどね
このチームのジンクスともいえる「優勝争いした翌年に降格する」を実現させてしまわないよう
Jリーグ代表として頑張って欲しいモノです。


本業のおかげで24日は観戦することすらかないませんでしたが
絶望的な結果だろうと、この歴史的な一戦を見に行けなかったのは本当に残念でなりません。
そのストレスが祟ったのか感染症で顔腫れちゃうし、もう踏んだり蹴ったりな一日でした。
ガンバも傷心を癒すも間もなくJの日程では川崎から広島まで6試合は息の抜けない難敵が相手となります。
正直な所Jでは、組み合わせに恵まれた感がありましたので、これからが「今年のガンバは本当に強いのか」
を計る試金石となりそうです。
この難しい試合にもかかわらず及第点だった内田もこれに満足せずに
少なくとも世代別代表に再び食い込んでいくくらいの活躍を期待しております。