カモメがコケたら皆コケた

正直、横浜Mがコケた時は「コレはシメタ」って思いました。
今にして思うとこれがプレッシャーになって、普段出来ていた事が微妙にズレてしまったのかもしれません。
そのわずかな隙をついた甲府がゲームプランを完遂しきったと言う感じです。
甲府側からすれば後半のきつくなってきた時間帯に攻めあぐねたガンバがフォーメーションを変更し
千載一遇のチャンスをモノにしたといったところでしょうか。
またしてもジャイキリでいうやられる側のチームを見事に演じてしまった気がします。
結果論になってしまいますがやはり3バックにするのは少し早かった感じはしますし
やるにしても左サイドを武井というのは攻めに行くと言う面からすると中途半端だった
西野監督手的には純粋な3バックじゃなくて加地と武井がつるべの動きでオーバーラップする変則4バックを
狙っていたようにも見えたけど、さすがにぶっつけ本番でやるには難易度が高かったですね。
それに3バックにするのであれば藤春→佐々木のみでスンヨンはそのままで様子見でもよかったと思う。
ヘタにバランスをとろうとして中途半端な布陣にしてしまった気がしてなりません。
このところ采配がズバズバ当たっていたので少し調子に乗りすぎたか
まるでトルコ戦のトルシエを見ているような迷采配っぷりだった気がします。


あとは気になるのは遠藤、これまで騙し騙しでなんとかやれていましたが
涼しくなってきて周りの動きが落ちなくなってくる中、持ち味の運動量が復活してこないと
どのチームにでもいる並に上手い選手でしかない気がします。
10月に入れば代表やナビスコなどで週2の試合も行われます、このまま彼の希望通りにやれる所までやる
方針を貫くのか、ナビスコや代表を辞退してコンデションを戻す方針へ変更するのか
しかしそのナビスコも1つ勝つとダービーの可能性があるのよね〜
遠藤抜きでダービーは厳しいよなぁ…やっぱり^^;


この横浜M、ガンバの敗戦がプレッシャーになったのか首位に上がれるチャンスがあった柏も
残留争いをする大宮に完敗し勝ち点3の中に4チームがひしめく大混戦状態となりました。
ガンバもこれで残り7試合負けが許されない状況となりましたが
名古屋は次節釣男が有給、横浜はアウェーで3連敗中の新潟、柏は鹿島と難しい状況だけに
ナショナルダービー(死語)をキッチリと勝利で収めて仕切り直しとしたい所ですね。