得点記録だけ見たら立派な完勝

予想通りサテメン中心の布陣ながら家長をスタメンでフル出場させ
今野と岩下の組み合わせをテストするという
リーグ戦終盤に向けての最低限の布石を打ちつつ3−0で完勝。
得点記録も2分、39分、47分と理想的、
パッと見には文句ナシと言っていい内容だったのですが…


正直、関大のサイド展開時のパス精度の悪さと決定力不足に助けられた凡戦です。
意図を感じるような組織的な崩しは皆無、その場凌ぎの個人技頼みの攻撃と
セットプレイでどうにか得点できたものの
気持の感じられるプレイをしていたのは岩下、明神、横谷くらいで
GK武田は相手が相手だけに決定機が少なく評価しずらいですが
同郷の岩下とアレコレ言い合いながら無難に対応していたのは好印象でした。
加地さん復帰のおりには岩下がCBになるのは濃厚でしょうから
自信なさげにプレイしている正GKを無理して使うより試してみてもいいんでないかな?


逆に一番結果が求められるはずの武井はいつものポジショニングの悪さと大学生相手にもミスを連発し
中盤の繋ぐプレイが沈黙してしまい、得意?ミドルも後半の決定機での空振りで全くのダメダメでした。
昨年末の橋本を放出へ追い込んだ気の利いたポジショニングは何処に消えてしまったのか…
足元が上手いと聞いていた西野もトラップミスを連発し前半終了間際には岩下に無視される有り様。
初出場で本職ではないという条件があるとはいえ、あのトラップの大きさを改善しないと
本職のポジションでもJでは厳しい感じです。
というか、内田の右SBはもうやらないのかな…ポカがあったとはいえ武井よりもイイ感じでこなせてたんだけど。
一方、左SBの沼田はなんとか機能していたので攻撃が形になっていましたが
これがJ1でも通用するかというと…藤春の地位は当分安泰だというのが正直な所です。
佐々木もこんな選手だったのか?と感じるくらいに運動量が少なく
途中投入のパウもオレ様プレイで決定機を潰すなど学生相手でも平常運転でした^^;


ホントにお前らスタメン取る気があんのか?
と言いたくなる程に見どころの少ない90分。
まあ3回戦もTV中継ないだろうから見に行くけどねっw