サテメンバーが見せた意地で首位が見えてきた

鳥取戦後に一月ぶりのガンバTVを堪能、依然Jクラブ番組の中では飛び抜けたクオリティがある事を確認。
番組そのものは面白かったのだけど…
これを見ると(撮影は)鳥取戦はどこか緩んでいたといわれても否定できない雰囲気でした。
弛緩しかかった雰囲気をピリッとさせるには控えメンバーの突き上げが一番の薬なわけで
この試合での内田と阿部、TMで2得点してベンチ入りを掴んだ平井には大きな期待を寄せていました。


岐阜は徹底したベタ引きで前半を凌ぎ、攻め疲れた後半に守備に不安のあるこちらの左サイドを攻める
ザ・ガンバ必勝法で何度か危ない場面を作るも最終的にはシュート1本
こちらの寄せが早かったこともあるけれど、このあたりがJ2最下位の理由かと思わずにはいられませんでした。
岐阜としては去年のように今野が空けたスペースを狙いたかったのだろうけど、内田がカバーに入る約束事が徹底されていたので
大きな破綻には繋がらず。
内田は前半は良い飛び出しで攻撃の起点になっていたが黄紙をもらったあたりから慎重になってしまったか
無難なプレイばかりになってしまったのが少し残念。


そして阿部と平井は二人とも得点とメンバーが固まりつつある状況の中、存在感を証明してみせました。
阿部は一番適性が高いと言われていたFW起用で積極性を示し、平井は相変わらずのふわふわ感でしたが
一瞬の輝きでゴール裏を沸かせてくれました。
ホント素直に感動したんだけど、それ以外のプレイは山形戦の時と大差なかったので
これに安心せずに精進を続けて欲しいです^^;
それと2試合目の出場となった岡崎も積極的に攻撃的なポジションに顔を出し続けて平井の得点をアシスト
SULでの強気なパス回しが印象に残る選手ですが、前線での競り合いでも力を発揮できれば
コンフェデ期間中の戦力として十分期待できそうです。


これで首位神戸と勝ち点差3、次の試合に勝てば順位が入れ替わるところまでやってきました。
しかしながら4位までが勝ち点差1、その下の京都、山形も好調ですので引き分でも気まずい状況になる事は必死。
期待の若手DF西野は田代や吉田といったJ1クラスのFW相手にどれだけやれるか
特別な気持で背番号を受け継いだであろう内田と橋本の新旧27番対決
おそらくスタメンのエステバンと遠藤の司令塔対決など見どころ満載です。


GWの最後を幸せな気持で過ごせるのはどちらのサポになるのやら…