湧き上がる不安とほのかに漂う安心感

前半早々の決定機2つを外して「やべーぞこの展開」と心配するもレアンが爆発し2点奪取して前半を終了。
「サッカーは2−0が危ねぇんだよな、後半あと1点獲ってトドメ差さないと」と心配するも倉田が3点目を奪取。


「勝ったな…」そんなふうに考えていた時期が僕にもありました。


あとは川西や明神を入れて経験積ませつつ上手くクローズしてくれればと思っていた矢先に
石津のゴラッソミドルがガンバゴールに突き刺さり3−1
これで勢いが付いた福岡、バイタイルで石津に良い形でボール持たれて3−2
さらに攻撃に弾みをつける福岡、もはやどっちがリードしているのかわからない異様な興奮につつまれるレベスタ
「まさか3点獲って負けるとかそんな事…ウチ以外ではw」
この予想以上のグダグダに長谷川監督もクローズ要員として明神を投入するもあっさり最終ラインに吸収されて
ほとんど効果なし(あの状況だと2列目に武井タイプ置いて前プレかけるのがよかったと思うんだけどね…いないけど)
最後は相手の決定力不足に助けられて3−2の際どいスコアで試合終了。
どこからかき集めてきたか分からない5分もの追加時間を設定した主審の心憎い演出も相まって
素晴らしいプロレスサッカーっぷりでした。


気温25℃を越える状況で今まで以上に後半は厳しくなるだろうとは思っていましたが
体力的に厳しくなってくる時間帯に点を取られて勢いつく相手の確変時間を上手くいなせなかった
出足が遅くなっているのに前線は相手にカウンターを仕掛けようと前プレをイタズラにかけ続けるのに対し
後ろは相手の勢いを受け止めようとラインを下げるわで、自ら前後分断状態になってましたね。
そのあたりは遠藤、今野あたりがしっかりとリードしてチーム内の意識を統一して欲しいところです。
更にいえばこの二人が不在になるであろう来月は誰がチームをリードするのか…
二川不在の時の攻撃力の確保もままなっていない問題も含め
非常に不安を感じずにいられない試合内容となってしまいました。


とりあえず、ポジティブに考えればこのプロレスサッカーこそガンバの真骨頂とも言えるわけで
個人的には同じ1点差の勝利でも1−0より3−2のほうが見ごたえを感じてるなぁと再確認しました。
次節は下位の草津ですが気を引き締める上でもこの内容は悪くないかもしれませんね。


守備構築に重きを置いている長谷川監督からしたら2試合連続2失点は不満いっぱいだろうけど^^;