6月のガンバを救うのは誰だ!?

日曜の試合は雨で自転車出勤が出来なかったストレスもあったので月曜の万博のTMに出向いて来ました。
ついた直後は日差しがきついものの涼しげな風が吹いていたのですが、前半途中からほぼ無風状態になり
体感温度が急上昇、時折意識がもうろうとなりながらの観戦となりました。
この厚さの中、ピッチ上で戦っていた選手の皆様おつかれさまです。

メンバーは以下の通り
【1本目】
FW:平井
MF:阿部、岡崎、家長
VO:武井、明神
DF:沼田、稲森、丹羽、オ
GK:木村
平井、川西の2TOPで来なかった事を除いてはほぼ予想通りのメンバーでスタート。
対して岐阜はガンバ戦でちょこっと出ていたファビオとベンチ外だったレモスの外国人2人を起用。
試合展開は先日のJ2の時と同じようにガンバが押し込むものの、ゴール前を固める岐阜守備陣を突き破る事が出来ず
膠着した展開の中、ハイボールの競り合いでファビオと丹羽が交錯。
起き上がれない丹羽の状態に一時蒼然となるグラウンドでしたが、5分後にヘッドギアのようなテーピングで固めた姿で戦線復帰
そのままフルタイム出場を果たしました、凄いんだけど練習試合であんまり無理しないでね^^;


これ以降もお互いにこれという魅せ場も無く1本目はスコアレスドローで終了。
悪くはない内容だったのだけど中央を固めてくる相手に対して中央を頑なに崩しにかかったので攻めあぐねたという感じでした。
相手のストロングポイントを潰しに来るっていうのもある意味ガンバらしいっちゃらしいけどね。


【2本目】
FW:川西
MF:阿部、大森、家長
VO:岡崎、丹羽
DF:沼田、稲森、オ、星原
GK:木村
2本目は明神、武井、平井に代えて川西、大森、星原を投入し
ボランチを岡崎と丹羽の初見コンビ、丹羽の代わりにSBのオがCBにポジション変更といろいろといじってきました。
丹羽のボランチ起用には少しビックリしましたが、実際は両SBがかなり高い位置をとっていたので
守備専の丹羽がフォアリベロ的な役割をする変則3バックのような感じで守っていました。
攻撃も組立に長けた岡崎をボランチに配置した事により中央偏重の攻撃からサイドを組み合わせたバランスの良い攻撃になり
全方位からの攻撃にギリギリ持ちこたえていた岐阜守備陣の対応も次第に後手後手に回りだす。
そして10分、右サイドを突破した星原からのセンタリングが相手DFに当りそのままゴールへと転がりこむ。
(こぼれ球に川西もしっかり詰めてたので無理矢理触れば得点になったんだけどねw)
皮肉にもリーグ戦と同じOGによる先取点で勢いがついたガンバはそのまま攻め続け決定的なシーンを大量生産するも
岐阜守備陣の必死の頑張りで後1歩のところで追加点が奪えず、
このまま試合終了かと思われた40分に意外な選手から試合が再び動き出す。
ゴール前に放り込まれた相手のロングボールを木村が素早く飛び出しキックで処理、
このボールが前線で張っていた川西へ渡り、そこを起点に流れるようなカウンターで相手守備陣を切り裂き
仕上げはゴール前に飛び込んだ川西が押しこんでガンバ待望の追加点を奪い取ることに成功する。
ご飯3杯いけるくらいのキレイな攻撃だったんですが、一番目を見張ったのは木村のキック。
この日の木村はポスト役の川西へ精度の高いキックを供給して凄く調子がよさそうでした。
前日に藤ヶ屋のお粗末なキックを散々見せられていたので、よりいっそう輝いて見えたのかもしれませんw
この出来なら一度スタメンで使ってみてもいいんじゃないかなぁ…
これで集中が切れてしまった岐阜から終了間際に阿部が技ありの3点目を奪取して試合終了となりました。


6月が間近に迫りガンバのボランチ問題が話題となっていますが
これまでの長谷川監督のやり方を見るに、優先して出場している内田を軸とした起用になるもののと思われます。
今日の家長の起用見る限り、彼のボランチ起用はほぼ無いでしょうし
2列目での攻撃への貢献が絶大な二川のコンバートも同様だと思います。
昨日までは明神が最有力候補かと思っていましたが、故障からの復帰後フルタイムでの出場がない現在の起用をみるに
それほど彼の優先度は高くなく、いまだ候補者全員が横一線の状態なんじゃないかと感じています。
もう一つの懸念材料の岩下の復帰もギリギリになりそうですし
6月からのガンバがどうなっていくのか、ホントに興味が尽きません。


でもその前に5月最後の愛媛戦でしっかり勝ち点3を獲って、代表組を安心して送り出さないとね。