今一番試されているのは監督の力量

結局試合開始時間に起床できず途中からの観戦となったが
2−0日本リードのスコアを見た時には一気に目が覚めたわw
最終的には3−4ていうおおよそ国際試合ではあり得ないスコアで決着したけど
個人的には十分に楽しめました。
まさかイタリア相手にこんな馬鹿試合するとは思わなんだ。


今回は本田の優勝宣言の影響か色々と言われているけれど
日本にとっては最終予選突破が最優先事項であったわけだし
南半球でのアウェーなうえに最終予選からノンタイムでの大会参加で
そのための調整なんてほとんど行っていないのだから
この大会はあくまでも来年のW杯にむけて日本の課題を明確にして
勝利に関しては勝てたら儲けモン的な程度でいいと思うのね。
もちろん選手側はやる以上は全力で勝ちに行くべきだけど
周りで見ている人間が選手個人のプレーなどあまりにも試合の局所的な部分しか
批判してないのが気になる所であるのね。
そりゃ「吉田しょぼっ、集中しろ!」で済めば簡単だけどね。
個人的には守備よりも後半の決定機に得点できなかったツメの甘さの方が気になったけどなぁ。


今回のコンフェデは選手そのものよりもザック自身の戦術に対するこだわりと日本人選手の現実との
折り合いを付けられるきっかけになるかどうかだと感じています。
アジア圏以外の格上のチームに対する戦い方の構築。
本大会までに理想とする1TOPを張れるビアホフのようなエースストライカーはいないと前提にした戦術。
遠藤の代わりがいないのなら彼を最も効果的に活用できる起用法とはなにか?
しっかりとビジョンのある監督が率いる代表チームならばラスト1年でチームは劇的に変わるはず
ザックジャパンにはそれが出来る可能性を見せてくれるだろうか。
イタリア戦前に行われたザックと遠藤との密な話し合いがその第一歩となるのか…
というかこの監督、チームの中心人物とそんな機会を設けてなかったんかい!て感じだがw


んま、東アジア大会は遠藤と今野は呼ばれないみたいだからガンバ的には一安心といったところか。
(今度は宇佐美や倉田が引っ張られる可能性があるけどね…^^;)