Jリーグがサポータズミーティングへのネタを提供

やっちゃいましたね2015年からのJ1リーグの2ステージ制への変更とスーパーステージ(笑)の追加を発表。
ようはプロ野球のCSのように各ステージ2位以上でトーナメントを行い
コレの勝者と年間最多勝ち点のクラブとの勝者が年間チャンピオンとなるらしいw
早い話、お金になる注目度の高い試合を手っ取り早く増やすためにはもってこいの方法なんだけれど
世界基準に相反するとか以前にチームによっては天皇杯やCWC等で結構過密日程になる可能性がある12月に
SS3試合+CS1試合の日程を組み込める余裕なんてあんの?
リーグ日程を圧縮して入場者数が激減する危険性の高い平日開催を増やすのだろうか?
それともアマチュア側の都合そっちのけで天皇杯決勝を夏にする日程に変更するんだろうか?
これは「クラブ個々の収益もACLもCWCも天皇杯もどーでもいいから、まずJリーグのジリ貧を何とかしたい」
というチェアマンからのメーッセージなわけだね。
秋冬制にはグローバルスタンダードとかのたまうくせに、たいしたダブルスタンダードっぷりですね。
これで一度グダグダに1シーズン終えた後に
「ほらほら♡この制度なら秋冬制がいいんだよ」
といった感じで、なし崩し的ウルトラCを敢行するのが本命なのかもしれませんが^^;


こんな誰特な策よりも前にJリーグがやらないといけない事として
ナビスコ杯の注目度の低さ」や「ACLへのサポートの薄さ」などJ自体が改善しなくてはいけない事は多々あるし
今年はコンフェデで圧縮日程になって平日開催が多くなっている上に
こういってはなんだが「ガンバ大阪」というアウェーでも観客動員が見込めるクラブがJ2に落ちている以上
前年度より観客動員が落ちるのは当たり前の事。
注目選手がいないという問題もここ数年の若手育成の失敗でユース世代の世界大会へ代表を送り出せていないJFAにも問題がある
実際Uー20で準優勝した時の勢いでオイラはガンバサポになったようなもんだしなw
若手選手の台頭っていっちょ噛みの人間が興味持つには十分なきっかけなんですよマジで。
リーグでは1回しかチャンピオンになっていないガンバがJ2で今年これほどまでにブランド化しているのも
遠藤&今野の代表組の認知度の他に、天皇杯連覇やACL優勝、CWCでのマンUとのおバカ試合などの歴史から生まれているものだと思う。
つまりJリーグが今最優先でやらないといけないのはユース年代の世界的地位の向上とACLなどの国外大会でのタイトル獲得による
「リーグそのもののブランド的地位の向上」であって「目先の小銭稼ぎ」ではないはず。
プレーオフ自体はたしかにソコソコ盛り上がるし、サポーターから手っ取り早くお金を吸い上げられるけれど
それは既存のユーザーかから再搾取するだけの内向きのモノでしかなく、Jリーグが抱える新規顧客の減少問題の解消になる事は無い。
そんな場当たり的な考え方で100年構想なんて名乗るのも恥ずかしいと思わないのかな。


それと、これまでの流れからしてチャンピオンシップの試合って
国立競技場でやるんでしょ?
年間最多勝ち点のクラブのサポ視点で考えたらこれほど納得のいかない事は無い。
サポミに行かれる方はガンバはこれに対してどう考えているのか是非確認してきて欲しいですね。