連戦続きの相手に中6日のチームが走り負ける

なんつうか、負けるべくして負けたというか…
確かに惜しい場面は何度かあったのだがそれを踏まえても全体的な内容が圧倒的に良くなかった。
これを「よくやっていた」と評した監督はどうなんだろうと疑問に感じつつも
オフィシャルの場ではめったにダメ出しをしない人なので、実際のところはどう思っていたのかは次節のスタメンに表れると思います。


前回危惧していたFW遠藤&今野、内田のボランチを選択してしまい、ボール奪取はできるもののソコからの展開力がないので
結果相手の守備整ってしまい効果的なカウンターが打てない、もっとヒドイと取り返されて逆カウンターを受ける始末。
こう言っちゃなんだが今の戦術で一番タスク的に楽なボランチがこの有り様では話になりません。
ダービーの時に今野が思った「俺は必要のない選手」だと思ってしまうのも無理がないくらいに機能していません。
前回はこのネガティブ発言をネタにしましたが僕が管理職的な立場の人間だったとすれば
公の場であんな発言をしてしまう30代オーバーの部下なんて使い辛くてしょうがありません。
意地悪な見方をすれば
「彼はあの発言をする事で代表とW杯を担保にクラブでのレギュラーを確約させようとしている」
と取られてもしょうがないくらいの重い内容です。
外国人監督だったらベンチ外に送られても不思議じゃないです。
正直なところ宇佐美が復帰した所で彼にボールが渡る機会が少なければ得点を取る可能性は激減するし
それを割り切れるほど今のボランチの組み合わせは良くないし、良くなる兆しがみえてきません。
実績のある今野にするのか将来性のある内田にするのかは分かりませんが
どちらかの序列を下げて中盤の活性化を図らないと今後もこの様なストレスの溜まる試合が続くでしょうね。
第一これだけボランチを代えざろうえない采配を続けてる時点で
今のコンビが上手くいっていないのを一番痛感しているのは監督自身なのではないかと思うのだが。
さて火曜日のH柏戦はどうなることやら。


それはそれとして、川崎の「少し動いて受ける」というボール回しは見ていて面白かったですね。
基本固めて守るガンバの守備戦術にハマって面白いように縦の楔を入れられまくりでした。
小林のラフプレーで水を差された感はありますが、いまJで一番魅力のあるサッカーをしていると言っても過言じゃないと思います。
「息子びいき」を揶揄されていた頃から1年程度でこの変わりようだから分からないものです。
なにげに筑波大ルートで良い選手を引き抜いているのも効果あるンだろうな。